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フロアルール

ファイナルファンタジー・トレーディングカードゲーム フロアルール(2013/03/22 更新)

1:参加資格

通常の店頭イベント、『MASTERS 2013』には参加資格はありませんので、どなたでも参加できます。
日本選手権等に関しましては別途詳細を掲載します。

2:成立人数

参加者が1人でもいれば成立となります。1人の場合はその参加者が自動的に優勝者の獲得する権利を得ます。

3:トーナメント

3-1:トーナメント形式
試合はすべて1本先取です。
参加者が4人以下の場合は、総当たり戦を推奨します。参加者が5人以上の場合は、勝ち点が近い者同士があたるスイスドロー形式になります。

3-2:ラウンド数
総当たり:2人の場合1回戦、3人の場合2回戦、4人の場合3回戦。
スイスドロー:5~8人の場合3回戦、9人~16人の場合4回戦、17人~32人の場合5回戦。

3-3:勝ち点
勝者には3点、敗者には0点、引き分けの場合は双方に1点が与えられます。

3-4 順位
店舗大会の場合:トーナメント終了後、もっとも勝ち点の多かったプレイヤーが優勝となります。同じ点数で2名のプレイヤーが最大勝ち点を保持していた場合、プレーオフを行なってください。3名以上のプレイヤーが並んだ場合、追加でもう1回戦行なうことを推奨しますが、営業時間や参加プレイヤーの都合等に影響がある場合、コイントスやじゃんけんなどのランダムな方法で順位を決定してください。

MASTERSの場合:トーナメント終了後、勝ち点の多い順に順位が決まります。同じ勝ち点の場合は、今まで当たってきた対戦相手の平均勝ち点が高いほうが上位になります。
その後、上位8名(32名以下の場合は4名)によるシングルイリミネーションが行なわれます。

3-5:トーナメントの途中棄権
すべてのトーナメント参加者は試合終了後、次のラウンドの組み合わせが決定するまでの間にいつでもトーナメントを棄権することができます。その際は必ずトーナメントを管理しているスタッフに申し出る必要があります。途中棄権をした場合、参加賞のプロモーションカード以外の権利や賞品獲得権利を失います。

4:試合時間・延長ターン・時間切れの勝敗

4-1:試合時間
1試合は30分で行なわれます。

4-2:延長ターン
試合中に30分経過したら、現在進行中のターンを0ターンと数え、それから延長の3ターンが行なわれます。※各プレイヤーのターンを1ターンと数えます。お互いのターンが3ターンあるわけではありません。

4-3:時間切れの勝敗
延長ターンの3ターンが終わったら試合終了になります。このとき、受けているダメージが少ないほうが勝利します。同じ場合は引き分けになります。シングルイリミネーションで2本先取で行なわれる場合0-0の1本目か1-1の3本目のみライフに差が出るまで行なわれます。

5:デッキ

5-1:デッキ
各プレイヤーは、50枚ちょうどのカードで作られた1つのデッキを使用します。トーナメント中はラウンドの途中でデッキを変更したり、カードを入れ替えたりすることはできません。

5-2:使用可能カード
スタンダード:大会開催日までに販売されているセットと、配布されているプロモーションカード(詳しくはFF-TCG公式サイトのイベント情報のページでご確認ください)。
※ただし、『ガーネット』という名前のカードはすべてのカードを合わせてデッキに3枚までしか入れることはできません。
Chapter9 限定構築:Chapter9以降の販売されているセットと、PR-054 セフィロス以降のプロモーションカード

6:ルール

6-1:ルールの判断
プレイヤー間でルールの解釈に関して問題が起こった場合、トーナメントを管理しているスタッフの判断がそのトーナメントでの最終決定になります。

6-2:巻き戻し
ルールに関して間違いがあった場合は、トーナメントを管理しているスタッフが立ち会いのもとで可能な限りゲームを巻き戻してください。すでに試合が進行していてどうしようもない場合はそのまま続行してください。

7:観戦

7-1:トーナメント参加者
トーナメントの参加者が自分の試合が終了した後で、プレイ中のほかの試合を観戦することは可能です。

7-2:観戦者の義務
試合を観戦する人は試合をしているプレイヤーに助言をすることはできません。言葉を交わすのにとどまらず、あらゆる手段を禁止します。また、試合の内容に問題があることに気がついた場合(同じ名前のカードが2枚以上場に出ている、カードを3枚引いた等)、観戦者はすみやかにトーナメントを管理しているスタッフを呼んでください。観戦者が対戦に口を挟んではいけません。

8:罰則規定

序:
 すべてのプレイヤーには対戦相手を尊重し、正しいルールを基にゲームを進めていく義務があります。この罰則規定は不注意、故意に関わらず、正しいルールでのゲーム進行が破られてしまったときに参照されます。
この規定はすべての公認大会の運営にあてはめられます。トーナメントを担当するスタッフはトーナメント中にトラブルが起こった場合、この罰則規定に沿う形で問題を解決することになります。与えられる罰則の種類はトーナメントスタッフが決定します。もし、この罰則規定に沿う形で解決できない場合は、トーナメントスタッフの決定が最終決定となります。
 トーナメントを担当するスタッフはこの規定に従って罰則を出すことができますがその権限は非常に大きなものであり、安易な判断によるミスジャッジはプレイヤーに対して著しく不利益を招くものであることを理解し、運営を行なう必要があります。

1:罰則の種類

1-1:注意
「間違えて同名のキャラクターカードを2体フィールドに出してしまった」「コストの支払いを間違えた」などの、容易に現状回復ができる程度の行動や、トーナメントの進行に影響を与えない程度のものに対して与えられます。同じ内容の注意が繰り返される場合はトーナメントスタッフの裁量により最終的に「警告」に引き上げることもできます。

1-2:警告
「カードを余剰に引いてしまった」「ダメージを受けた際に2枚カードをめくってしまった」「対戦相手のデッキをシャッフル中にカードを落としてしまい見えてしまった」など、現状回復は可能だが、ある程度ゲームに影響を及ぼしてしまう行動に対して与えられます。また、同じ「注意」を何度も繰り返した場合にも与えられます。同じ内容の「警告」が繰り返される場合はトーナメントスタッフの裁量により最終的に「敗北」に引き上げることもできます。

1-3:敗北
「同じカードが4枚以上入っている不正なデッキで出場している」「ゲーム中のスタッフの裁定に従わなかった」などの、そのゲームの進行が不可能な行動に対して与えられます。「敗北」を与えられたプレイヤーがそれにも関わらず問題点を改善しない場合は、「失格」になります。

1-4:失格
すべての不正行為(イカサマ)は「失格」に該当します。また、スタッフや参加者に危害を加える、会場の器物を破損するなどの犯罪、あるいはそれに準ずる行為を行なった場合も「失格」となります。「失格」を受けたプレイヤーはただちにそのトーナメントから除外され、ホビージャパンに報告されます。その内容により、今後FF-TCGの公認トーナメントに出場できなくなる可能性があります(4:出場禁止措置参照)。

2:ゲームの巻き戻し
「注意」や「警告」を与えた際にどこまでゲームを巻き戻すべきなのかを明示します。

2-1:即座に気付いた場合
同名のカードをフィールドに2枚出すなどで、ゲームがそれ以上進行せず即座に気付いた場合は、その行為を無効とします。カードを使用したならそれを手札に戻し、支払ったコストも元に戻します。

2-2:ゲームが進んだ場合
すでにゲームが進んでおり、現状復帰が不可能と判断された場合は、ゲームはそのまま続行されます。この際に間違えたプレイヤーに「警告」を出す場合は、気付かず進めてしまった対戦相手にも「注意」が与えられます。

2-2-1:ルール上同時にフィールドに出せないキャラクターが出ている場合
ルール上、同時に存在できないキャラクターがフィールドに置かれてゲームが進んでしまっている場合は、そのキャラクターをどちらもブレイクゾーンに置きます。一般兵でない同名キャラクターが同時に出ている場合や、光属性や闇属性のキャラクターが複数出ている場合などが該当します。バックアップが6体以上並んでいる場合は、最後に置かれたものから順に5枚になるようにブレイクゾーンに置きます。
これらの行為によりブレイクゾーンに置かれることで起こるオートアビリティは発動しません。

2-2-2:手札が6枚以上ある状態で相手にターンが移り、ゲームが進んでいる場合
手札からカードを1枚ランダムにブレイクゾーンに置いてください。

2-3:ゲーム開始時に手札が多い場合
手札をすべてデッキの1番下に戻し、カードを引き直してください。
※第1ターンに引きすぎた場合も同様の措置になります。

3:遅いプレイ

3-1:長考
トーナメントに参加しているプレイヤーはゲームを適正に進める義務があります。1アクションに対しての厳密な思考時間はありませんが、ジャッジはそのプレイが必要以上に遅いと感じた場合は迅速なプレイを促すことができます。ジャッジからの再三の指導に従わない場合は「1:罰則の種類」にのっとり「警告」を言い渡すこともできます。時間制限のない延長ターンでも遅いプレイは認められません。

3-2:遅延行為
プレイするうえで必要無い行為を繰り返し、意図的に試合時間を消費する行為をさします。遅延行為はトーナメントの進行および対戦相手を尊重する理念から容認されるべきものではありません。プレイヤーには最初に注意を与え、繰り返すようなら「敗北」や「失格」の裁定を出すこともできます。遅延行為には以下のものがあります。

1):状況が何も変わっていないのに、デッキの枚数、ブレイクゾーンの枚数、お互いの手札などを必要以上に何度も確認する。
2):シャッフルを必要以上の時間をかけて行なった(ゲーム開始前のシャッフルは1分~2分、ゲーム中のシャッフルは30秒~1分程度が目安になります)。
3):緊急の理由なくジャッジの許可もとらずに離席をする。
4):その他、ジャッジが意図的に時間を稼いだと判断した場合。

3-3:ジャッジの判断
これらの判断にはジャッジの主観的な感覚が混じりますので、「敗北」や「失格」の裁定を課す際はよほどジャッジの注意を聞き入れなかった場合に限ります。

4:出場禁止措置
トーナメントで「失格」処分を受けたプレイヤーは、今後一切のFF-TCG公認トーナメントに出場できない可能性があります。ホビージャパンに「失格」処分の報告がされた際にトーナメント運営事務局により内容等が精査され、追徴のペナルティが決定されます。

4:不正行為(イカサマ)
「FF-TCG 罰則規定」における不正行為(イカサマ)とは、故意にルール通りに進行しないすべてのプレイを指します。意図的にカードを多く(少なく)引く、ダメージをごまかす、デッキがランダムになるようなシャッフルをしない。積み込み。対戦相手に勝ちを譲るように交渉する……など、FF-TCGを健全にプレイしようとしないものはすべて不正行為(イカサマ)にあたります。
不正行為(イカサマ)に関してはその内容を問わず発覚した段階で必ず「失格」処分となります。トーナメントの担当スタッフはホビージャパンのトーナメント運営事務局までその詳細を報告することになります。

5:遅刻
ラウンドの開始時間に遅刻した場合、5分を超えた段階でそのゲームの敗北となります。5分以内に着席し、ゲームを始められるならそのままゲームを行なうことになりますが、先攻後攻は遅刻していないプレイヤーが決めることができます。そのゲームが時間切れになった際は遅刻した分の延長時間が設けられます。また、その次のラウンドの開始時までに会場に現れない場合、自動的にゲームから棄権した扱いになります。