第274回 SQEXTCG:リミテッドのルールと遊びかたについて

きたる11月5日(土)、日本語版の発売より前に、スクウェア・エニックス本社ビルで『FF-TCG Opus I』英語版の発売を記念したシールド戦のトーナメントが行なわれます。以前の『FF-TCG』でもシールド戦をはじめとするリミテッドのトーナメントは行なわれていましたが、以前とはルールが若干違うこともありますので、もう一度ここでおさらいしておきたいと思います。初めての人もぜひチェックしてみてください。

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リミテッドとは?

そもそもリミテッドとはどういうものなのかというと、あらかじめ自分で組んだデッキで戦うのではなく、その場で配られたパックを開けてそれらのカードを使用してデッキを組み対戦するという遊び方になります。

リミテッドには大きくわけて2つの遊びかたがあります。1つは「シールド戦」といわれるもので、これは上記のトーナメントでも使用されるものになります。シールドは1人につき9パック(プレリリーストーナメントでは特別に10パック使用)が配られ、それらを開封して出てきたカードを使用しデッキを組みます。

もう1つのやり方は「ドラフト」といいます。こちらは4人1組で行なわれます。まず4人が円になるように机につき、全員に4パックずつ渡します。そしてそれぞれ1パックずつ開封します。
開けたパックから出てきたカードの中から、各自1枚カードを選んでください。選んだカードが自分のものとなります。その後、残りのカードを自分の左隣の人に渡します。続いて渡されたカードからまた1枚選び自分のものとして、残りを左隣の人に渡します。

これをカードがなくなるまで繰り返すと、12枚のカードが自分のものになるはずです(1パックは12枚なので)。
残りの3パックも同じように行ないますが、次のパックは右隣の人に渡します。そして3パックめはまた左隣、最後の1パックはまた逆になり右隣の人に渡します。

こうして得た48枚のカードからデッキを作って対戦するのがドラフトです。シールドと違い自分が使いたいカードを率先して集めることができます。デッキ構築の段階から戦術性の高いゲームが味わえるでしょう。

通常のトーナメントとのルールの違い

また、リミテッドでは2つ、通常とは違うルールが存在します。まず1つめとしてデッキは50枚でなく40枚以上で組むことになります。40枚以上であれば何枚で組んでも構いませんが、セオリーとしては40枚か41枚程度で絞って組んでいくことが多いようです。

2つめは7点でなく、6点ダメージを与えると勝利するというところです。デッキのパワーが通常より低く枚数も少ないので、このように変更されました。

なお、『Chapter』のときのリミテッドではバックアップをフィールドに出すときに好きなCPで出すことができましたが、そのルールは『Opus』では採用されませんのでご注意ください。

リミテッドはトーナメントだけでなく、パックを買ったときに開封するついでに遊ぶということもできるおもしろい遊びかたです。機会があればぜひ遊んでみてください!