2016年3月20日、新宿の「スクウェア・エニックス本社ビル」において、日本語版の展開としては最後となる、オープンイベント「FIRST FINALE TOURNAMENT」が開催されました。公式イベントとしてはこれが最後ということもあり、当日は全国各地から85名の参加者が集まり、スイスドロー7回戦＋決勝シングルエリミネーション3回戦を戦いました。

本格的なトーナメント形式ながら、ファンイベントに近い性質を持ったイベントにしたいとう意向が開発チームからあり、この大会にはプロデューサーの景山をはじめ、開発チームから4名の参加がありました。

デッキ分布としては、同じフォーマットで前日に行なわれた『CRYSTAL CUP 決勝』の結果を受けて、「デッキデス」や「ユリパ」、「蛮神」デッキを使うプレイヤーも多かったのですが、本当に最後の大会ということもあり、自分が好きなカードをメインに据えた、おもしろいデッキで参加したプレイヤーもたくさんいました。

決勝トーナメントに残ったのはほとんどが関東勢で、これまでのプレミアイベントでここまで関東勢が席巻した大会はなかったでしょう。なお、開発チームからは1名も決勝トーナメントに残ることはありませんでした。

そんな決勝トーナメントを勝ち上がり決勝に進出したのは、「土単」にタッチでほかの全色を入れたテクニカルなデッキを使う閣下さんと、「風単」デッキを使う中野坂上さんでした。大接戦となったこの戦いは、ゲームカウント2－1の僅差で閣下さんが勝利。最後の大会を制覇しました。