2016年1月10日、仙台市の「PARM-CITY 131」にて、4年に1度のトーナメント『CRYSTAL CUP 2016』の東北エリア予選が開催されました。
参加者は25名で、予選ラウンド5回戦とプレーオフによって5名のプレイヤーに『CRYSTAL CUP 2016』本選の参加権利が与えられました。

最速で開催された四国地区予選の翌日ということで、この1月から施行された禁止・制限ルールにおける情報のほとんどない状況でのトーナメントであったといえます。
デッキは「土単」デッキが5名と比較的多かったことを除けば、他の単属性や2属性以上のデッキが入り乱れており、環境初期ならでは混沌としたデッキ分布となりました。

予選ラウンドが終了すると、なんと全勝者がおらず4勝1敗で6名が並ぶ結果となりました。
同じ勝利数で並んだ場合は“予選ラウンドの対戦相手の成績”で優先順位が付けられるため、最終的に「雷水インペリアルオニオン」デッキのシェルク無限回収中さんが優勝となりました。

デッキの中身は【SG1-098U】インペリアルクロス＋【1-152R】オニオンナイトを主軸にしたコントロールデッキで、プレーオフを勝ち抜いたYUさんも属性は違えど同じコンボを搭載しており、今後はより意識されることになるでしょう。
また、初期のPRカード【PR-011】ヴァンと、『MASTERS 2015』以降のPRカード【SGPR-021】水竜が共存しているのもスタンダードならではという感じで印象的でした。

これから各地で毎週のようにスタンダードのエリア予選がありますので、『SQUARE ENIX TCG』の集大成といえるこのトーナメントでどのような結果が生まれていくのか、今後のイベントにもご注目ください！