第227回 SQEXTCG:『SQUARE ENIX TCG MASTERS 2015 神戸』 トーナメントレポート

2月21日、神戸市の「三宮コンベンションセンター」にて、『MASTERS 2015 神戸』が開催されました。
参加者は46名で、昨年の全国大会で使用された「チャンピオンフォーマット」(『FF-TCG 2014 限定構築』か『サガ・コンピレーションTCG構築』のどちらかのデッキを使用)により予選ラウンド6回戦+決勝トーナメント3回戦で行なわれました。
神戸では、同じチャンピオンフォーマットで行なわれた『MASTERS 2015 広島』でも人気だった「ジャッジ」「セシル」デッキを使用するプレイヤーが多く見られました。
一方、広島で最大勢力であった「チョコボ」は数を減らしており、むしろ対策する側に回ったプレイヤーが多かったという印象でした。

決勝戦は「氷雷」vs「氷土雷」というチャンピオンフォーマットではあまり見られなかった属性のデッキ同士の対決となりました。
どちらも氷属性と【14-125S】バハムート・ウォローに目を付け、中村さんはカードパワーを重視、薮内さんは安定性を重視、と別々のアプローチで勝ち抜いてきましたが、最後は安定性の勝る「氷雷」デッキの薮内さんが見事優勝し、7月に開催される『MASTERS 2015 FINAL』への出場権を獲得しました。
次回の『MASTERS 2015 岐阜』は同じチャンピオンフォーマットで行なわれますので、それまでのひと月でどのようなデッキが生まれてくるのか、はたまた今あるデッキが洗練されていくのか、非常に楽しみです。