第223回 FFTCG:『SQUARE ENIX TCG 2014 全国決勝大会』 トーナメントレポート

暮れも押し迫った2014年12月27日、「スクウェア・エニックス本社」にて『SQUARE ENIX TCG 2014 全国決勝大会』が行なわれました。
今回から店舗予選がなくなり、権利を持っていないプレイヤーなら何度でもエリア予選に出場できる形式になりましたが、以前と変わらず各地から多数の強豪プレイヤーが参加しました。
参加者のデッキを見てみると、『2014 2nd』が入ったスタンダード・トーナメントは店舗大会以外では初めてのためか、デッキ構築の段階でさまざまな試行錯誤が行なわれたようでした。
その中でも注目を集めていたのが【14-045R】金チョコボと【14-050C】チョコボという新たな武器を手に入れた「チョコボ」デッキと、全国大会優勝経験者の山田さんのグループが作っていた「土水インペリアルクロス」デッキだったようです。

どちらのデッキも完成度が高く、決勝トーナメントにも「チョコボ」が3名、「土水インペリアルクロス」が2名残り、好成績を残していました。
しかしながら、決勝まで勝ち上がったデッキは、1つは山口さんの使用するチョコボデッキだったものの、もう1つは野村さんが使用した【13-043C/10-028R】コキュートスや【13-058C/6-023R】背徳の神帝マティウス、【SG1-029R】レッドらを駆使し、大ダメージを稼ぐ「火氷」のビートデッキでした。
幅広く対応するタイプの「チョコボ」と、とがりにとがらせた「火氷」という、ある意味対照的な両者がぶつかりあった決勝戦は手に汗握る白熱したものとなりましたが、最終的に勝利をつかんだのは「チョコボ」を使う山口さんでした。
年が明け、2月からさっそく『MASTERS 2015』が始まります。素晴らしい名勝負を繰り広げた山口さん、野村さんの活躍が期待されます。