第221回 FF-TCG:2014 2nd プレビュー第3回 FINAL FANTASY XⅢ-2のキャラクターたち

『2014 2nd』プレビュー第3回目は『FINAL FANTASY XⅢ-2』のキャラクターを紹介します。今回はいつもと視点を変えて、主人公キャラクターではなくセラやノエルたちが戦うことになるモンスターやボスキャラクターを紹介していきます。

モンスターたち


今までも『FF-TCG』には『FINAL FANTASY XⅢ-2』出典のモンスターが数多く登場し、トーナメントシーンを彩ってきました。『2014 2nd』にもモンスターが何種類か収録されています。ですので、まずはモンスターからご紹介していきましょう。

氷のモンスターである【14-033C】プーマ影剣は攻撃的なデッキにぴったりのカードです。氷属性が得意とする手札破壊と組み合わせればさらに効果を高めることができるので、非常に有用なカードと言えるでしょう。気を付けなければならないのはプーマ影剣で能力を与えたフォワードがいなくなると、プーマ影剣もいなくなってしまうというところですが、1コストということもあるので、気軽に使っていってよさそうです。

風属性の【14-053U】ハグレマチスも方向性は違いますがアグレッシブなデッキにぴったりの1枚です。フィールドでのアクションアビリティと青魔法を持っているのですが、フィールドに出しておけばある程度の除去は無効にできます。青魔法の方は場合によっては強烈なフィニッシュカードになってくれます。とくに大きいフォワード1体で場を作るようなタイプのデッキにとっては天敵といっても差し支えのないレベルです。チョコボデッキなどではよく見るようになるかもしれません。

水属性の【14-113U】ニャオマオはいかにも水属性といった感じのアビリティです。似たようなカードに【13-178C/7-108C】シュレディンガーというカードがありますが、ニャオマオはコストが上がった分、その効果も上がっています。同じ【ジョブ(壺猫)】でどちらを使用するか、デッキと相談して決めることが増えてきそうです。


翼ある混沌


『バハムート』。この言葉はファイナルファンタジーの世界において特別な響きを持ちます。『2014 2nd』にはそのバハムートの名を冠するフォワードが3体登場します。
1体めは火属性にいる【14-015R】バハムート・ペイシオ。このカードはフィールドに出たときに7000ダメージを最低ラインとし、最大で13000ダメージを与えることができるオートアビリティを備えています。これだけでも十分な能力を誇りますが、【カード名(バハムート・ウォロー)】というキャラクターを召喚獣から選ばれなくします。

2体めは、バハムート・ペイシオのテキスト欄にも登場する【14-030R】バハムート・レイシオ。このカードは氷属性のカードです。ペイシオと同じくフィールドに出たときのオートアビリティを持ちます。こちらは最低1枚、最大で3枚までカードを捨てさせる能力になります。また、【カード名(バハムート・ウォロー)】というキャラクターをアビリティから選ばれなくします。

最後の1枚は闇属性の【14-125S】バハムート・ウォローです。ペイシオとレイシオに守られるカードですが、カードパワーは闇属性ということもあり、その2体より明らかに上。フォワードをブレイクできるオートアビリティを持ち、光属性のフォワードを問答無用でブレイクし、とどめにペイシオやレイシオをフィールドに戻すこともできます。EXバーストは発動しないタイミングもありそうですが、それを差し引いてもパワーカードであることは間違いありません。