第215回 FFTCG:『SQUARE ENIX TCG 2014 全国大会』中国エリア予選 トーナメントレポート

11月9日、広島市の「ワークピア広島」にて、第4回全国大会・中国エリア予選が開催されました。
この大会は「チャンピオンフォーマット」(『FF-TCG』の2014 1st限定構築か『サガ・コンピレーションTCG』構築のどちらかのデッキを使用)により行なわれ、参加者25名の予選ラウンド5回戦+プレーオフにより全国大会の権利が争われました。

中国エリア予選では、直前の関東エリア予選の影響もあってか『FF-TCG』の『火雷水 ジャッジ』とサガの『風単』系デッキが2大勢力となっており、予選ラウンド上位のデッキはそれらが大半を占める結果となりました。
しかし、見事全勝優勝を果たしたのは、流行のデッキとは全く別の方向性を示した独創性の高いデッキをあやつる地元広島の大津さんでした。

TOP4デッキリスト

ほかのデッキがバックアップを効率よくフィールドに出していこうとする中、大津さんのデッキは4コストのバックアップが5枚のみ、とかなり思い切ったデッキとなっています。
【13-084C/8-037R】テュポーンと氷のダル&凍結効果でサポートしながら風、雷の軽量フォワードで押し切る構成で、立ち上がりのゆるやかな『火雷水 ジャッジ』や、そもそも“モンスター”というカードタイプに対処しにくいサガのデッキに有利に戦えたのではないでしょうか。

11月は毎週のようにエリア予選が開催されていきますので、『Chapter Ⅱ』発売により強化された『サガコンピレーションTCG』のデッキや、それに対抗する『FF-TCG』のデッキの変化に要注目です!