第214回 FFTCG:『SQUARE ENIX TCG 2014 全国大会』関東エリア予選 トーナメントレポート

11月3日に横浜の「AP横浜西口」にて、全国大会の関東エリア予選が行われました。このエリア予選はすべて「チャンピオンフォーマット」で行なわれているのですが、横浜からは『サガコンピレーション・TCG』限定構築に発売されたばかりの『ChapterⅡ』が加わることもあり、環境の激変が戦前から予想されていました。
それまでのエリア予選ではカード枚数が少ない『サガコンピレーション・TCG』より『FF-TCG』を使用するプレイヤーが圧倒的に多かったのですが、今回は『FF-TCG』使用者が35名、『サガコンピレーション・TCG』使用者が32名と、均衡する勢力分布となり、各卓で新カードたちが猛威をふるっていたようです。

そのようなサガ勢の台頭が顕著になった今大会ですが、優勝したのは『FF-TCG』の3属性ジャッジデッキを使用する尾崎さんでした。7回戦を見事全勝で優勝した尾崎さんは、光闇枠に【13-214S】白銀の凶鳥ネール、バックアップに【PR-083】ユウナを採用するなど、『サガコンピレーション・TCG』には存在しない召喚獣をうまく使う構成にしてアドバンテージを取っていました。
しかしながら権利獲得者10名の内訳が『FF-TCG』5名、『サガコンピレーション・TCG』5名と完全に同数となっており、『サガコンピレーション・TCG』も決してひけを取っておりません。それぞれがそれぞれに得意とする形があるので、今後どちらかの勢力が抜けだしてくるのか、それとも最後まで拮抗した状態が続くのか。今後のエリア予選が注目されます。