10月5日、札幌市の「札幌北口カンファレンスプラザ」にて第4回全国大会・北海道エリア予選が開催されました。
大会は他の予選と同じく「チャンピオンフォーマット」（『FF-TCG』の2014 1st限定構築か『サガ・コンピレーションTCG』構築のどちらかのデッキを使用）で行なわれ、参加者は13名でした。
デッキ分布では『FF-TCG』のデッキが大勢を占めるなか、予選ラウンドの最終戦での全勝対決は、孤軍奮闘の『サガコンピレーションTCG』の火風デッキと『FF-TCG』の空賊デッキの対戦となりました。

その結果、見事全勝優勝を果たしたのは、風水＋火土属性の空賊デッキを操る加賀谷さんでした。
加賀谷さんのデッキは【PR-083】ユウナを採用して【13-070C/1-052U】ヴァルファーレから安定して展開力勝負に持ち込めるほか、4属性目の【13-127U】ブワジがアクセントになっています。
2位の坂本さんも、別のアプローチで【13-141U】カイツや雷属性の召喚獣を採用した風水＋雷属性の空賊デッキを使用しており、空賊の爆発力が制したトーナメントであったと言えるでしょう。

また、あと一歩のところで相性負けとなってしまいましたが、尾下さんの『サガコンピレーションTCG』火風デッキは「チャンピオンフォーマット」を強烈に意識したカード選択をされている特徴的なデッキでした。
『FF-TCG』で人気のモンスターデッキや火雷デッキのような除去能力の高いデッキに強い【SG1-062S】ロックブーケ、【SG1-041R】ギュスターヴ、【SGPR-001】サルーインといったカードが多く、陣形のバックアップを受けて対戦相手を圧倒する場面がよく見られました。
このデッキタイプは今後のエリア予選にも影響を与えそうです。