第189回 FFTCG:MASTERS 2014 長野 トーナメントレポート

6月8日、長野市の「長野県JAビル」にて「MASTERS 2014 長野」が行なわれました。フォーマットはスタンダードで、今回から『サガコンピレーション・トレーディングカードゲーム』のカードも使用可能となりました。参加者は21名、予選ラウンドのスイスドロー5回戦+決勝トーナメント2回戦で行なわれました。

新しいセットが投入された直後ということで、有力なデッキに相性のいいカードを投入して強化したものや、意欲的に新カードを軸として構築されたデッキなど、幅広いデッキが見られるトーナメントとなりました。

火、風、雷による攻めのデッキと、水、土を中心とした守りのデッキが多く見られた中から、決勝トーナメントに進出したデッキは2種の「ライトニング」と「セオドア」、「水光」でした。

TOP4 デッキリスト

トーナメントを制したのは、光・闇のカードが7種15枚投入された「水光」デッキを操る横山さんでした。決勝トーナメントでは『MASTERS』や全国大会の入賞経験がある強豪たちが使用する「ライトニング」デッキの攻撃を巧みに捌いての勝利となりました。
とくに決勝戦では【7-122S ユウナ】がパワー7000の【ライトニング】や【SG1-062S ロックブーケ】を完封しており、カード選択が光った結果といえるでしょう。

また、優勝デッキに『サガコンピレーションTCG』から唯一投入された新カードタイプ“陣形”のカード【SG1-098U インペリアルクロス】は、CPを必要とせずサーチもできる【11-123S ティナ】から素早く展開する動きが強力で、陣形や閃きといった新要素が今後のトーナメントにどう影響してくるのか楽しみです。