第187回 FFTCG:サガコンピレーション・TCGを使ったスタンダードトーナメントのルールについて

 5月30日から、スタンダードトーナメントでは『FF-TCG』と『サガコンピレーションTCG』を混ぜてデッキを作ることができます。その際にいくつか注意があるので、参加される(デッキを作る)場合は以下のルールを参照してください。

1:スリーブの使用
 『FF-TCG』と『サガコンピレーション・TCG』では背面のイラストが違います。そのため、混ぜてデッキを組む場合は必ず背面が透けないスリーブを使用してください。透明、半透明のスリーブのみでトーナメントに出場することはできません(スリーブ保護のためのオーバースリーブとして使用することは可能です)。

2:同一カード名のカードの扱い
 一般アイコンのないカードは基本的に2枚以上フィールドに出すことはできませんが、それぞれが別のTCGのものであれば複数フィールドに出すことは可能です。たとえば『FF-TCG』の【11-016U】ノエルがあなたのフィールドに出ている状況で、『サガコンピレーション・TCG』の【SG1-085S】のノエルをフィールドに出すことができます。

 また、現状『FF-TCG』と『サガコンピレーション・TCG』間で同じ名前のカードが複数ありますが、それらはスペシャルアビリティを持っていません。もし今後、それらが同じカード名のカードを捨てるのがコストになるスペシャルアビリティを持つ場合、『FF-TCG』のカードだった場合、『FF-TCG』のカードのものしかスペシャルアビリティのコストにできません。その逆に、『サガコンピレーション・TCG』のものだったら『サガコンピレーション・TCG』のカードしかコストにできません。
 最後に、アビリティでカード名とジョブを参照するものは、ほかのTCGのものでも参照することができます。一例をあげますと、『FF-TCG』に【12-029U】セラというカードがあります。このカードは【カード名(ノエル)】をサーチできますが、この場合は【カード名(ノエル)】であれば、『サガコンピレーションTCG』のカードをサーチすることもできます。

 本来であればセラとの関連性のないノエルなので、サーチできないようにしたほうがいいのかもしれませんが、固有名詞でないカード名やジョブを参照する場合にデッキの幅を狭めてしまうのでこのような形になりました。ですので、【11-055U】ベル・ダットでサガコンピレーション・TCGの【SG1-050S】ジャミルをサーチしてくることも可能です。

それ以外は従来のスタンダードトーナメントと大きな違いはありません。