第169回 FFTCG:MASTERS 2014 神戸 トーナメントレポート

2月9日(日)、「神戸サンセンタープラザ」にて、今シーズン初の『MASTERS』となります『MASTERS 2014 神戸』が開催されました。参加者58名により、スイスドロー6回戦+決勝トーナメント3回戦で行なわれたこのトーナメントは、『Chapter XII』発売後のスタンダード環境がどのように変化していくのかが注目されていました。

TOP8 デッキリスト

使用されたデッキタイプで最も多かったのは、『Chapter XII』で強化された「ライトニングデッキ」で、その次に多かったのは【11-124S】ケフカを軸とした「水単ケフカ」デッキでしたが、【PR-073】バッツや【12-051U】ボビィ=コーウェンの登場で強化された「チョコボデッキ」でスイスドローを全勝で勝ち抜いた河村さんが会場の注目を集めていました。

決勝トーナメントに残ったのは「ケフカデッキ」4名と「チョコボデッキ」2名、「ライトニングデッキ」1名と「セオドアデッキ」1名。決勝まで駒を進めたのは山口さん(ケフカデッキ)と河村さん(チョコボデッキ)となり、近畿のイベントでは常にTOPに勝ち上がってくる2名による対戦となりました。

決勝戦はそれまで【8-036U】デブチョコボからの安定した戦いをしてきた河村さんが2戦ともにキーカードを引けないスタートで、中盤で攻めきれないところを山口さんが【11-124S】ケフカなどによるアドバンテージ差で巧みに盤面を詰めていく展開となり、2-0で山口さんが優勝となりました。
今回は「ケフカデッキ」に軍配が上がりましたが、新たなデッキタイプとして浮上した「チョコボデッキ」が今後どのような進化を遂げていくのか、楽しみです。