第167回 FF-TCG:Chapter XII プレビュー第4回

1月24日(金)発売の『Chapter Ⅻ』のカードプレビュー第4回目になります。今回はHD版が発売された『FINAL FANTASY X』から主人公ティーダと、フォワードになることができるモンスターを2枚紹介します。

ティーダ


『FF-TCG』ではこれまでに、さまざまなアビリティを持つティーダが登場してきましたが、今回の【12-105R】ティーダは【カード名(ユウナ)】と抜群の相性、というかユウナと一緒に使用することで真価を発揮するようにデザインされています。オーバードライブで【カード名(ユウナ)】をサーチでき、さらにユウナと自身のパワーを上げられます。
パワーを上げるのは【ジョブ(ガード)】の数に依存するのですが、【12-105R】ティーダのジョブがそもそもガードなので【12-105R】ティーダとユウナだけでもユウナのパワーを上げることができます。もちろん、ほかのガードと合わせて使えばさらに効果を高めることができますし、【5-150C】話術士で【ジョブ(ガード)】を与えるなどのプチコンボも可能です。能動的にジョブを付けられる【8-083R】ユウナと組み合わせるのも効果的でおもしろそうです。


トロス


『Chapter Ⅻ』では『FINAL FANTASY Ⅹ』出典のモンスターが数体登場します。今回はその中からフォワードになれる2体を紹介してみましょう。まず1体めは原作で序盤に戦うことになる【12-107R】トロスというモンスターです。トロスはダメージを受けたときに好きなフォワードに4000ダメージを与えることができる、パワー6000のフォワードになることができます。最大パワー10000まで相討ちにとることができますし、状況によっては2対1交換ができることもあります。
さらにスペシャルアビリティ「たこあし」がトロスの能力を底上げします。トロスが与えるダメージならなんでも2倍になるので、オートアビリティは8000ダメージを与えることになります。トロスがアクティブ状態でいるならば、うかつなアタックは控えたほうがいいでしょう。なお、『たこあし』は全体にダメージを与える【10-057R】ペルセウスの弓などと組み合わせるのも効果的です。


魔天のガーディアン


ゲーム中盤の山場となるエボン=ドームに登場するモンスターです。攻撃のバリエーションは少ないものの、特定のサークルの上にいるキャラクターを1撃で戦闘不能に追い込む「マジカルマイン」を使用する強敵です。
カードデザインとしてはモンスターにしてはやや重めの4コストながら、フォワードになるためのコストは0で済むので比較的使いやすい部類です。ただ、アビリティは条件が若干厳しくなっています。まずアタックして対戦相手にダメージを与えなければなりませんし、その後も【5-049R】ユールなどでデッキのカードを確認できなければ、ただの運任せになってしまいます。 しかしながら、逆にいえばそれらの条件さえ満たせれば、コストを支払わずにフォワードでもモンスターでも問答無用にブレイクできるのは魅力的なのは間違いありません。前述の【5-049R】ユールやデッキの順番を操作できる【9-072C】パブロフと組み合わせれば、とても無視できない存在になってくれるのではないでしょうか。


ニコニコ生放送での『Chapter XII』プレビューのお知らせ

今、開発のメンバーによって毎週木曜日にプレイの様子などを生放送で行なっています。そして、本日の18:30よりニコニコ生放送で『Chapter XII』の追加プレビューを放送する予定です。

この生放送で初めて公開されるカードもありますので、時間がありましたらぜひご鑑賞ください。