第163回 FF-TCG:Chapter XII プレビュー第1回
1月24日(金)発売の『Chapter Ⅻ』のプレビュー第1回目になります。まずは、今回初参戦の『FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア』から、『暁の血盟』のメンバーを2人と、一般兵枠のジョブ2種類を紹介したいと思います。
暁の血盟 【12-054S】ヤ・シュトラ、【12-058U】イダ
エオルゼアを救うために作られた組織で、各国には属さないものの世界の広範囲にわたり活躍しています。『Chapter Ⅻ』にはその暁の血盟から数名がカード化されています。
その1人が【12-054S】ヤ・シュトラになります。ハイレベルな魔法を操る謎の美女というポジションで人気の彼女ですが、TCGでもハイスペックな能力を持ち、人気となりそうな1枚です。
3コストで7000のパワーは基準値ですが、そのアビリティは強力の一言。ヤ・シュトラ以外に【ジョブ(一般兵)】か【ジョブ(暁の血盟)】のフォワードがいれば、ヤ・シュトラを選んでいるコスト5以上のキャラクターのアビリティと、召喚獣の効果ならすべて無効にすることができます。しかも、対戦相手は必ずヤ・シュトラを選ばなければならないので、事実上シャットアウトすることになります。コスト4以下のキャラクターの効果は残念ながら無効にできませんが、それでもヤ・シュトラをまず選ばなければならないのは、対戦相手の戦略にとって大きな障害となることでしょう。
なお、コスト5以上の制限はキャラクターのみで召喚獣はどのコストでも無効にできますのでご注意ください。
もう1枚のカードは【12-058U】イダです。高い格闘技能を持つ彼女の戦闘力はカードでもいかんなく発揮されています。あなたのコントロールするフォワードがアタックするたびにパワーが2000上がる攻撃的なアビリティは、本人がアタックしたときももちろん発動します。また、2つめのアビリティはさらに攻撃的で、アタックするだけで、イダのパワーの半分のダメージを与えることができます。単体でアタックしたときはもちろん、イダがパーティーを組んでアタックしたときの圧力は、並のデッキで止めることはできないでしょう。
ジョブ 【12-009C】戦士、【12-102C】召喚士
続いて、冒険者が体得できるジョブから2つ紹介します。1つめは【12-009C】戦士になります。一見すると2コストパワー4000の小型フォワードに見えますが、【武器】を装備するだけで、戦士のパワーは+2000されます。これはもちろん【武器】本来のアビリティとは別ですので、たとえばパワーを2000あげられる【10-015R】封鬼の太刀を装備したときは合計で4000上がることになります。対戦相手は戦士を必ずブロックしなければならないというアビリティもありますので、見た目以上に強いカードなのは間違いありません。【武器】を生かすタイプのデッキにぜひ採用してみてください。
最後に紹介するのはバックアップの【12-102C】召喚士です。このカード自体はジョブチェンジを持っていませんが、ジョブチェンジでフィールドに出ると発動するオートアビリティを持っています。さらに、アクションアビリティもあるので、フィールドに出たあとも活躍してくれます。このタイプの「ジョブチェンジはないけれどジョブチェンジで出ると効果がある」カードが今回各属性に登場しますので、楽しみにしてください。
『FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア』出典のカードはこれ以外にも多数収録されています。ご期待ください。