第151回 FFTCG:ChapterXIプレビュー第4回

『Chapter XI』プレビュー4回目は、今回が初収録となる『光と闇の姫君と世界征服の塔 クリスタルクロニクル』から3枚のカードを紹介します。

【11-054U】 フィオナ


初代クリスタルクロニクルにも登場したキャラクターで、この作品では世界征服の塔に挑んでくる冒険家として登場します。出自に関して、主人公のミラと共通点があり、人間と魔物同士のありかたについてミラに語りかけます。
FF-TCGでのフィオナは、原作で非常に素早く、足止めするのにも苦労するキャラクターだったことが反映され、ブロックされない点が強調されています。特にモンスターに対しては非常に強力でブロックされないうえに、対戦相手にダメージを与えたらすべてのモンスターを手札に戻してしまいます(自分のモンスターも戻ってしまう点に注意!)。
原作での、塔の最上階に到達されてしまうとどんなにモンスターを配備していても無駄になってしまう、という感じが出ているのではないでしょうか。


【11-090U】 トンガリ


ミラに仕える最強執事集団『トンベリーズ』のリーダーで、頭のリボンがチャーミングなトンベリです。トンガリには秘密があるのですが、その内容は原作を見ていただくとして、カードの能力はミラの執事っぷりをいかんなく発揮しています。
トンガリは2つのフィールドアビリティを持ち、1つはあなたの手札にあるミラのコストを1減らします。そしてもう1つはミラに挑戦してくる冒険者たち(一般兵)のコストを1増やします。主人の手助けをしつつ相手の足を止める。ミラにとって頼もしい執事といえるでしょう。


【11-126R】 ミラ


主人公にして、なんと16歳(!)の魔王です。『光と闇の姫君』は、彼女がさまざまな魔物や『アーティファクト』と呼ばれる仕掛けを使って冒険者たちの挑戦を退け、魔族の復権をめざし日夜奮闘する物語で、ミラ本人はきつめの性格と16歳の女の子らしい弱いところが混ざった魅力的なキャラクターです。
彼女のアビリティは魔物の総元締めである魔王らしく、モンスターに関して絶大な影響を持ちます。このタイプのカードの恒例ともいえる手札のモンスターのコストが軽くなるものに加え、ブレイクゾーンに置かれたモンスターと同名のカードをサーチできるという、アビリティもあり、モンスターデッキの新たな可能性となる1枚ではないでしょうか。
なお、サーチ能力は相手のモンスターが置かれたときも発生しますので、同属性対戦ではより強力なカードになるのは間違いありません。


ニコニコ生放送での『ChapterXI』プレビューのお知らせ

今、開発のメンバーによって毎週木曜日にプレイの様子などを生放送で行なっています。そして、本日の18:30よりニコニコ生放送で『ChapterXI』の追加レビューを放送する予定です。

この生放送で初めて公開されるカードもありますので、時間がありましたらぜひご鑑賞ください。

発売まで随時更新していきますので、次回のプレビューをご期待ください。