第149回 FFTCG:ChapterXIプレビュー第2回

『Chapter XI』のプレビュー2回目は、「FINAL FANTASY IV Complete Collection」からのカードを紹介しようと思います。製品版でのこの作品からのカードは『Chapter Ⅲ』以来、約2年ぶりとなります。

【11-121R】 セオドア

Ⅳの主役セシルの息子にして、The Afterの主役であるセオドアです。『Chapter Ⅲ』で登場したときもユニークな効果を持っていましたが、おもしろいカードが多い『Chapter XI』でもひときわ斬新なアビリティを持っています。
本来のCPを払って手札から出す際に、そのCPに3つの属性が使われていると、フィールドに出たときにフォワード1体をブレイクすることができます。さらに、4つの属性が使われていると、それに加えてカードを2枚引くことができます。4つなら2枚引くだけでなく、両方のオートアビリティが発動するところが強いところです。 多属性を要求されるので条件は若干厳しいですが、どちらのアビリティも強力きわまりないので、このカードを機に多属性デッキを作成してみるのもおもしろそうです。
なお、コストの支払いに手札から生み出すCPを含む場合、必要とされているぶんだけしか生み出せませんので、4属性のカードを捨てて8CPでフィールドに出す、というようなことはできませんのでご注意ください。


【11-078U】 リディア

ミストの村出身の召喚士でⅣのころよりも大人びた感じになっています。カードの能力としては、ぱっと見では【4-058U】サラマンダーの小型版、といったような印象を受けますが、実際はかなり攻撃的なデザインになっています。
今までのリディアはわりとシステムが重視され、直接戦闘向きではないデザインが多かったのですが、今回のリディアはプレイングで大きくパワーを上げることができます。表面上はパワー2000ですが、6000や7000になることも珍しくありません。デッキの組み方次第では10000を超えるようにすることも可能でしょう。


【11-047C】シド・ポレンディーナ

今までは手札を見ることが多かったシドですが、今回は【(ジョブ)技師】をサーチしてくることができます。シド・ポレンディーナ自体が【(ジョブ)技師】なのでそれ以外と限定されてはいますが、一般兵やアイテムカードをサーチできるシド・ヘイズも技師ですし、ブレイクゾーンにあるアイテムを手札に加えることができる【10-055C】飛空船技師シドも技師ですので、デッキ全体でアドバンテージを取ることができるのではないでしょうか。


ニコニコ生放送での『ChapterXI』プレビューのお知らせ

今、開発のメンバーによって毎週木曜日にプレイの様子などを生放送で行なっています。そして、本日の18:45よりニコニコ生放送で『ChapterXI』の追加レビューを放送する予定です。

この生放送で初めて公開されるカードもありますので、時間がありましたらぜひご鑑賞ください。

発売まで随時更新していきますので、次回のプレビューをご期待ください。