第148回 FFTCG:ChapterXIプレビュー第1回

10月11日(金)発売の『Chapter XI』のカードレビュー、第一回目になります。
プレビュー第1回目は11つながりということで、今年11周年をむかえChapter XIにも強力なカードが多数収録されている『FINAL FANTASY XI』出典のカードを紹介していきたいと思います。

七支公
最新拡張セット『アドゥリンの魔境』に登場する、強力無比なモンスターたちです。魔境を開拓していく冒険者たちの前に立ちはだかり、尋常ならざる力を持って冒険者たちに襲いかかってきます。
今回、『FF-TCG』には5体の七支公が登場しますので、1体ずつ見ていってみましょう。

アチュカ

4コストで8000と、基本的なラインは抑えつつ、アタックするとすべてのフォワードにダメージを与えるアビリティまで持つ、新戦力として期待されるアタッカーです。【6-007C】重攻撃騎マナスヴィンとの相性もよく、小型のフォワードを並べるデッキには天敵となりそうです。


コルカブ

蜂のような姿形をした七支公の1体で、毒や麻痺などの効果を持った攻撃をくりだしてきます。カードについているオートアビリティはまさに毒そのもので、アタックフェイズが終わったあとに時間差でフォワードをブレイクすることができます。
さらにスペシャルアビリティ『インサイズデヌマン』はダメージを与えなくするので上記のオートアビリティと合わせて使用すれば、コルカブをブロックするかブロックされたフォワードをなんでも一方的に倒すことができます。


ユムカクス

2コストでパワー4000なので、一見すると土属性にしてはパワー不足な感じもしますが、オートアビリティのおかげで自身の倍のパワーの8000とも渡りあえることができます。また、パワーを上げることを得意とする土属性のカードなので、それ以上のパワーを持つフォワードを止めることもさほど難しくありません。原作でも高い物理防御力を誇っていましたが、カードゲームでもそれは変わらず、壁役として活躍してくれそうです。


フルカン

ブロックするかブロックされたときに発動するオートアビリティは、アクティブ状態限定とはいえ対戦相手のすべてのフォワードに4000もの高ダメージを与えることができます。フルカンをコントロールしている相手にアタックを仕掛ける場合、アタックする順番には細心の注意が必要です。フルカンを倒せたとしても場合によっては自分のフォワードが全滅している、なんてことになりかねません。


チャッカ

サメのような形をした水属性のモンスターです。七支公の中では唯一EXバーストを持ちます。その効果は強烈で、水属性のキャラクター分だけパワーを-1000できます。キャラクターが盤面に並びやすい水単デッキには非常に相性がいいカードで、スタンダード、限定構築を問わずに活躍してくれそうです。


これ以外にも『アドゥリンの魔境』からのキャラクターはもちろん、『FF11』でなじみのあるあんなキャラクターやこんなキャラクターも多数登場しますので、ぜひ楽しみにしてください!