第144回 FFTCG:MASTERS 2013 FINAL トーナメントレポート

7月13日(土)にスクウェア・エニックス本社にて『MASTERS 2013 FINAL』が開催されました。本戦の参加者は33名で、権利獲得者が総勢34名でしたので、ほぼ全員が参加しての、スタンダード日本一を決めるトーナメントとなりました。
また、会場ではサイドイベントとして恒例の『FF-TCGクイズ大会』も開催され、本戦参加者だけでなく観戦者の方も参加して、さまざまなFFグッズを手に入れるために皆さん真剣にクイズに挑んでいました。

新弾である『Chapter Ⅹ』発売から1月足らずでの開催となった『MASTERS 2013 FINAL』は、いずれも強豪プレイヤーのみが参加したトーナメントであるため、どのよなデッキがTOP8に進出するのかと同時に、誰が決勝トーナメントに進出し、優勝するのかも非常に注目が集まりました。そんな中で「ガーネット・デッキ」の生みの親であり『MASTERS』シリーズ3冠の原さんや、同じく「ガーネット・デッキ」を持ち込んだ森勝洋さんはともに優勝を有力視されていましたが、決勝まで駒を進めたのは中部エリアの強豪・神谷さんと、今まで大きなトーナメントにはあまり出たことがないと語っていた福島の藤川さんでした。環境で常にメタを牽引してきた藤川さんの「ガーネット・デッキ」と、「火雷」というスタンダードではまだそこまでメジャーでなかったアーキタイプの対戦は、自ら「ガーネット・デッキ」で『MASTERS 岐阜』を制した神谷さんが終始盤面を上手にコントロールし、見事『MASTERS 2013 FINAL』チャンピオンに輝きました。
来月からは全国大会の店頭予選がスタートします。スタンダードの環境がここからどう変遷していくのか、今後が楽しみです。
なお、決勝戦の模様はニコニコ動画に解説付きでアップされていますので、決勝の内容が気になる方はぜひご視聴ください。 →ニコニコ動画『テーブルゲーム・チャンネル』に移動する