第138回 FF-TCG Chapter Ⅹ カードプレビュー - 第3回 -
6月21日(金)発売の『Chapter Ⅹ』のカードプレビューの3回目です。今回は『FINAL FANTASY 零式』のキャラクターを紹介していきたいと思います。
いままで登場してきたエースは、クラスゼロとのつながりが強いものが多かったのですが、『Chapter Ⅹ』の【10-002S】エースはアギト候補生とのつながりも深めて登場します。エースの代名詞であるカードを投げるアクションは、今回も火力という形で再現されています。クラスゼロとアギト候補生1体につき3000ダメージを与えるオートアビリティは、アギト候補生のバックアップが多い火属性では簡単に9000ダメージくらいは狙えるのではないでしょうか。エースの持つアクションアビリティを考慮すると、アギト候補生を中心に揃えたほうがよさそうです。
次にクラスゼロをバックアップする新しいアギト候補生を紹介します。
アギト候補生たち
『Chapter Ⅴ』以来の収録となるアギト候補生たちは『Chapter Ⅹ』では4枚収録されます。今回それらの中から火属性のアギト候補生2枚を紹介します。まず、1枚目は【10-005U】カルラです。「炎の商売人」と自称しているだけあって、彼女のアビリティにはリスクとリターンが表現されています。カードを引いても手札から無作為に捨てるため、必要としているカードを捨ててしまう可能性はありますが、CPを支払わずに手札を1枚増やすことができるのは優秀なアビリティといえるのではないでしょうか。
もう1人のアギト候補生【10-019U】ムツキはエースのパワーを上げるフィールドアビリティを持っており、アギト候補生を必要とする【10-002S】エースとの相性は抜群です。アイテムをブレイクするアクションアビリティは、スタックでアイテムを外されてブレイクすることはなかなか難しいかもしれませんが、火属性の苦手とするパワーの上がる【武器】や、効果によって選べなくなる【9-076U】リネンクロークなどを一時的に手札に戻させるだけで十分といえるでしょう。
零式のモンスターたち
最後に『FINAL FANTASY 零式』から収録されるモンスターを2枚紹介します。氷属性の【10-031C】スノージャイアントは『Chapter Ⅵ』で登場した【6-004U】グレネードや【6-062U】黒騎士のような条件がそろうと発動するオートアビリティを持っています。氷の苦手とする、アクティブになるフォワードに対しての抑止力となるばかりではなく、【1-140C】フェアリーや【4-042C】ノノなどとの組み合わせで対戦相手のダル状態のフォワードをアクティブにし、強制的にブレイクすることもできます。
もう1枚の【10-074C】ハンドレッグは土属性のお家芸といえるブレイブを与える効果と、【4-059U】シンクと同じ相手にブロックを強要するアビリティを持っています。ダルだけでフォワードにブレイブを与えるアビリティが【10-074C】ハンドレッグのメインのアビリティになりますが、使い切りながらもブロックを強要できるもう1つのアビリティはパワーラインの高い土属性のフォワードと相性がよく、どうしてもブレイクしたいフォワードを出されたときに役立つでしょう。
ニコニコ生放送での『ChapterⅩ』プレビューのお知らせ
今、開発のメンバーによって毎週木曜日にプレイの様子などを生放送で行なっています。そして、本日の18:45よりニコニコ生放送で『ChapterⅩ』の追加レビューを放送する予定です。
この生放送で初めて公開されるカードもありますので、時間がありましたらぜひご鑑賞ください。