第127回 FFTCG:MASTERS 2013 和歌山 トーナメントレポート

4月14日、和歌山市の『和歌山ビッグ愛』にて、『MASTERS 2013 和歌山』が開催されました。参加者は49名で、スイスドロー6回戦+上位8名による決勝トーナメント3回戦で行なわれました。
『ChapterⅨ』に移行してからの『限定構築』トーナメントはまだ2回目ということで、デッキのアーキタイプは固まっていないこの環境ですが、『MASTERS 横浜』では火属性が一番人気だったのに対し、【9-081R】ヴィンセントや【9-104S】ロベルアクベルなどの強力なカードが人気の土属性と、【9-112S】ケット・シー [XI]や【9-128S】ルーファウスからのサーチが得意な雷属性が2大人気属性となりました。
また、【PR-056】レオの登場により、【9-057U】エピタフを有する風属性もかなりの使用率となっていました。

優勝した柴田さんが使用したのは、パワーの高いフォワードを有する土属性と、【9-079U】アシュマダイから【9-002U】アイギス、さらにそこから【9-017U】ソールや【9-019S】ティファにつなげて高速展開でき、除去も豊富な火属性との組み合わせでした。
決勝戦の相手である薮内さんは土雷で、【9-102R】ルードと【9-129R】レノの、フィールドにそろっていればパワー9000のフォワードで攻めて行ける強力なデッキでした。1戦目はそのフォワード陣が活躍して薮内さんが快勝しましたが、2戦目は片方だけしかフィールドにいない展開が続いて押し切られ、3戦目はバックアップを2枚展開したところで【9-104S】ロベルアクベルに1枚をブレイクされ、その後はバックアップを一切引けずに展開力が削がれてしまい、柴田さんがそのまま押し切って勝利しました。
3人チーム戦でも採用されているこの『限定構築』フォーマットの環境がどのように変化していくのか、今後も楽しみです。