第79回 FFTCG:MASTERS 横浜 トーナメントレポート

6月10日、横浜市の『AP横浜駅西口』にて『MASTERS横浜』が開催されました。今までの『MASTERS』シリーズでも最大となる149名ものプレイヤーが集まり、『ChapterV構築』によってスイスドロー8回戦+決勝トーナメント3回戦が行なわれました。

この『MASTERS横浜』は『ChapterⅥ』発売前の最後の『MASTERS』ということもあり、『ChapterV構築』のさまざまな有力デッキが登場する中で、それを倒すためのデッキ構築をどう行なっていくかの総決算と呼べるトーナメントになりました。

TOP4デッキリスト

【5-154R】星の神子という光属性のバックアップを中心に始まった『ChapterV構築』。

相手のフォワードとバックアップの攻撃的なアビリティを実質的に無効化してしまうこのバックアップは非常に強力であり、環境の一つの軸となりました。

しかし、【5-154R】星の神子が強力とはいえ、【5-159R】ハイン、【5-160R】闇の王などの高いパワーのフォワードで押し切るデッキや、【5-154R】星の神子に影響を受けないカードを多く採用したデッキなど、『MASTERS横浜』の段階では環境に対するプレイヤーの工夫によってより多くのデッキが活躍できる状況であったと言えるのではないでしょうか。

そして、この環境最後の『MASTERS』で優勝を果たしたのは『火氷』デッキを操る片平さん。【5-026R】ウーマロと【5-042L】ティナというモンスター/召喚獣をサーチできるフォワードによって、状況に合わせたカードを手に入れることができるテクニカルなデッキを見事に操り優勝を果たしました。

『ChapterV構築』の締めくくりに相応しく、トップ8には様々なデッキタイプがでそろった本大会。『ChapterⅥ』が加わってから、また新しく環境が変わっていくことと思います。週末にはプレリリースも開催されますので、ぜひデッキに入るカードを見つけに行ってみてください。