第78回 FFTCG:MASTERS 和歌山 トーナメントレポート

6月3日、和歌山市の『和歌山ビッグ愛』において『MASTERS 和歌山』が開催されました。参加者は32名で、スタンダードによるスイスドロー5回戦+決勝トーナメント3回戦が行なわれました。
『ChapterⅤ』環境最後のスタンダードとなる和歌山では、締めくくりのトーナメントとしてどのようなデッキが上位に食い込んでくるかが一番の注目でした。

決勝トーナメントに進んだデッキは締めくくりにふさわしく、『水雷ライトニング』、から『火氷』の手札を捨てさせるデッキまでと、今までに好成績をおさめたデッキに加え、モンスターを大量に使用してリセットを繰り返すデッキが登場するなど賑やかな戦いとなりました。
その中で見事優勝した森さんのデッキは『火氷』。直前の『MASTERS徳島』で優勝した属性の組み合わせですが、森さんはヘイストで早めに勝負をかけるタイプではなく、【4-099R】ジタン、【PR-031】セラ、【1-040R】セフィロスによって相手の手札を攻撃する形で徐々に優位に立ち、【5-048C】モーグリ-9組-を常に利用しながらフィールドをコントロールするプレイングで勝利を勝ち取りました。
デッキの構成も【5-048C】モーグリ-9組-を最大限に活用できるように、幅広いコスト帯のフォワードを採用し、相手のデッキタイプによってフィールドに出すフォワードを変える立ち回りで終始優位にゲームを進めていきました。
次回のスタンダードからはいよいよ『ChapterⅥ』が使用されることになりますので、どのようなデッキやカードが使用されることになるのか、開発スタッフも今から楽しみにしています。