5月27日、徳島市の徳島ＪＡ会館において『MASTERS 徳島』が開催されました。参加者は29名で、スタンダードによるスイスドロー6回戦＋決勝トーナメント2回戦が行なわれました。

ChapterⅤまでのスタンダード環境は今回を含めてあと2回となりましたが、「ライトニング」デッキから始まったこの環境はいろいろな形に変化をし続け、今回の『MASTERS 徳島』でも、また新たなデッキタイプが優勝することとなりました。

優勝した田中さんが使用したデッキは「火＋氷」デッキで、スタンダード環境では決定的な結果を残せずにいたデッキタイプがついに優勝を果たしました。火属性は今までもいろいろな属性と組み合わせて使われてきましたが、氷属性もこれで「氷＋水」デッキに続き、結果を残したと言えるでしょう。

また、このデッキでは【3-024S】ジェネシスや【1-038S】スコールといった誰もが強力と認めながらもその属性ゆえにあまり使われていなかったフォワードたちが存分に活躍した点も見逃せないポイントです。

次回の『MASTERS 和歌山』でChapterⅤまでのスタンダード環境のMASTERSは終了しますが、実は基本6属性のうち土属性以外のすべての属性は優勝したデッキで使われています。最後に土属性が結果を残すことができるのか……？　注目です。