第75回 【FF-TCG ChapterⅥ カードプレビュー - 第1回】-

6月22日に発売となります『ChapterⅥ』、そのプレビューを今回もはじめたいと思います。

今回の『ChapterⅥ』では通常のコラムでのプレビューに加えて、ニコニコ生放送(詳細は最後に告知いたします)とも連動してプレビューの方を行なっていきますので、そちらの方も合わせて見ていただければと思います。

では、さっそくプレビューカードの方を紹介していきましょう。

最初に紹介するのは『FINAL FANTASY 零式』から、新しい姿として登場するクラスゼロのメンバーです。

【エース】、【キング】、【セブン】、【レム】

まず、注目する点はSRとなって登場したエースではないでしょうか。クラスゼロ限定ではあるものの、味方のフォワードにブロックを抑止できる攻撃的なアビリティを与えることができます。今までのカードで考えると【2-009S】ティファのオートアビリティを与えると考えれば効果も強さも分かりやすいのではないでしょうか。

エース自身がそのアビリティを持つことはできないので、いかにクラスゼロのフォワードをそろえるかという点がデッキ構築の上でのポイントになります。

そして、それを後押しするのが、『ChapterⅥ』に収録されるクラスゼロのメンバーです。アグレッシブな効果を持っているキング、サポート役として最適なレム、エースと同じようにほかのクラスゼロのフォワードをサポートするセブンなどと合わせることでクラスゼロのメンバーがさらなる相乗効果を持つことができます。

もちろん、従来のクラスゼロのメンバーに加えて、『ChapterⅥ』に含まれるクラスゼロはこの4枚だけではありませんので、さらに進化したクラスゼロの活躍が期待できるのではないでしょうか。

次は『FINAL FANTASY XIII』から、モンスターを2体紹介しましょう。

【ワサビガエル】、【ドロタボー】

ワサビガエルとドロタボーは繰り返し何らかの効果を発揮するタイプのモンスターです。

それぞれが、属性の特徴を生かしたアビリティによって戦いを有利に導いてくれるモンスターとなっています。ワサビガエルは【3-048C】密告者シュミハザのように、軽コストのフォワードをブロックされなくして攻める戦略を後押してくれますし、対照的にドロタボーは高パワーのフォワードに使い対戦相手のフォワードを強制的にブロックさせてコントロールすることができます。

それぞれが単体では何もしませんが、組み合わせによっては強力なパフォーマンスを持つため、デッキを構築する上で重要なパーツになってくれるのではないでしょうか。

最後に『ChapterⅥ』から加わる新規タイトル『FINAL FANTASY TACTICS ADVANCE』から、主人公であるマーシュを紹介します。

【マーシュ】

光属性のフォワードとして参戦するマーシュは3コストパワー7000という標準的なフォワードではあるものの、2つのアビリティによって、アタック時に大きな力を発揮するフォワードです。

マーシュからダメージ受けるとフォワードを戻されてしまうけれど、ブロックしてしまうと2つ目のアビリティによって自分のフォワードが一方的にブレイクされてしまうといった風に対戦相手はジレンマに陥ることになるでしょう。

パワーの大きなフォワードが自分のフィールドにいればいるほどに力を発揮するので、【3-009C】バーサーカーなどと併用すると面白いかもしれません。

ニコニコ生放送での『ChapterⅥ』プレビューのお知らせ

今、開発のメンバーによって毎週木曜日にプレイの様子などを生放送で行なっています。そして、5月31日の18:30よりニコニコ生放送で『ChapterⅥ』の追加レヴューと『ChapterⅥ』のカードを使用したデッキでのプレイの様子を放送する予定です。

この生放送で初めて公開されるカードもありますので、時間がありましたらぜひご鑑賞ください。

発売まで随時更新していきますので、次回のプレビューをご期待ください。