第72回 FFTCG:MASTERS 浜松 トーナメントレポート

5月6日、静岡県浜松市の『アクトシティ浜松』にて『マスターズ浜松』が開催されました。浜松エリアの参加者は29名で、「スタンダード」5回戦+上位4名での2本先取トーナメントによる戦いが繰り広げられました。
GWの最終日ということで、参加人数はやや少なめのトーナメントとなりましたが、刻々と移りゆくスタンダード環境の流れを変えるようなデッキ分布となりました。

ベスト4の属性分布は火雷、水氷、火氷×2で半分以上が氷を絡めたデッキ。
さらには決勝戦も水氷を選択した富田さんと、火氷を選択した片岡さんの氷対決となりました。
お互いに氷を絡めたデッキを使用した両者ですが、片岡さんは【5-012U】ゴブリンを使用して【3-024S】ジェネシスで奇襲をかけたり、【4-022C】ザルガバースからの【4-012S】ビビや【PR-031】セラ【1-038S】スコールなど、フォワードを展開して押していくデッキなのに対し、富田さんは【3-098S】レナからの【2-085R】カイナッツォや【5-134U】ゴゴで守りを固め、【5-048C】モーグリ-9組-を活用して相手のフォワードを常にダル状態に保つコントロール寄りなデッキと、戦略は攻撃対守りの対決となりました。
決勝戦は富田さんの【5-048C】モーグリ-9組-によって主力の3コスト帯フォワードが封じられた片岡さんがじわじわとダメージを受けて行くという展開が続き、ゲームを上手くコントロールした富田さんの勝利となりました。『MASTERS土浦』で初めて氷をからめたデッキが優勝したあとで、同じく水氷のデッキが優勝したことで、その実力が改めて証明されたかたちとなりました。