第63回 FFTCG:MASTERS 千葉 トーナメントレポート

全国24か所で行なわれるオープン大会『MASTERS』。4月1日(日)に全国の先陣を切って千葉市文化センターにて『MASTERS千葉』が行なわれました。『Chapter V』発売からわずか2日という時期にも関わらず76名ものプレイヤーが参加し、大きく盛り上がりました。

どのようなカードが使われ、どのようなデッキが流行るのかが注目されたこの大会ですが、1番人気となったのは雷属性でした。優秀な除去が増えたのと【5-155R】ライトニングを最大限に利用するために選んだ人が多く、ベスト8の8人のうち7人が選択する結果になりました。

1か月前のクリスタルカップ決勝では1人も雷属性を使っていなかったことから考えると劇的な変化と言えるのではないでしょうか。

TOP8デッキリスト

そのような状況のなかで優勝したのは水雷デッキを使う横山弘明さんでした。除去が優れた雷とアドバンテージを取りやすい水の組み合わせは、今回の手探りの環境下では非常に優れた動きを見せ、見事に栄冠を手にしました。

環境の最序盤は、コントロールよりのデッキが組みづらいためデッキのスピードが速く除去が多いデッキが流行る傾向があります。この結果を受けてメタゲームがどのように進んでいくのかが注目されます。『Chapter V』のカードはもちろん、【2-051R】ヤンのような雷属性に強いカード、そして除去を寄せつけない【1-060S】ジタンなどからも目が離せません。