第43回 FF-TCG 『ChapterⅣ』入り、おススメのデッキ紹介
『ChapterⅣ』も発売され、店舗大会や『クリスタルカップ』のエリア予選に向けて、『ChapterⅣ』を入れたデッキを考えられている頃だと思います。
『ChapterⅣ』では、『FINAL FANTASY零式』や『FINAL FANTASY Ⅸ』などから個性的なカードが加わり、コンセプトに特化したデッキも生み出せるようになっています。そこで、今回は開発課のメンバーが制作した『ChapterⅣ』入りのおススメデッキを紹介していきますので、参考にしてみてはどうでしょうか。
1.火・水『ビビ・スタイナー』
フォワード 26
バックアップ 16
召喚獣 8
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1.火・水『ビビ・スタイナー』


はじめに紹介するのが、火水の【4-012S】ビビ、【4-009R】スタイナーを中心としたデッキです。
『ChapterⅣ』火属性の最大の収穫は【4-012S】ビビでしょう。3コストでフィールドのフォワードに大きなダメージを与えつつ、パワー5000のフォワードが残せるため、非常にユーティリティの高いカードと言えます。ただ、汎用性こそ高いものの、大きなパワーを持ってはいないので、ほかに軸となるカードが必要になってきます。
その内の1枚が、【4-009R】スタイナーです。【4-009R】スタイナーはリンクを持っているため、戦いの起点となり、【4-012S】ビビもリンクで直接出すことができます。また、【4-012S】ビビによって、パワーを+1000されますし、王女をコントロールしていると、+1000されるので、【1-129U】オヴェリア】と組み合わせることで主力となってくれるでしょう。
そして、水属性には【3-083R】アーシェが、火属性からはアーシェと相性のよい【3-010R】バッシュも使われています。レベルアップ持ちの【4-011C】バッシュが『ChapterⅣ』で加わったことで、より攻撃的に使えるようになったのがうれしい点です。
召喚獣では【4-014U】フェニックスが注目の一品でしょう。どのタイミングでも、フォワードをフィールドに出せる数少ないカードで、とくに【3-009C】バーサーカーとの組み合わせは最高とも言えるもので、あらゆるフォワードに対して強力なけん制となるでしょう。
火水という組み合わせのカード層も厚くなっているので、さまざまな特徴を持たせることができるのではないでしょうか。
2.水・土・風・光『アルテマハシュマリム』
フォワード 24
バックアップ 18
召喚獣 8
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2.水・土・風・光『アルテマハシュマリム』

次に紹介するのは、今までの常識には当てはまらない光属性のカードをふんだんに取り入れたデッキです。
このデッキの主軸となるのは、【4-100S】聖天使アルテマによる全体除去です。光属性のフォワードによって、【4-100S】聖天使アルテマのコストは軽減されるので、【1-154E】コスモスを使って、多くの光属性のフォワードを展開し、こちらは、より多くのフォワードを残して対戦相手のフォワードを全滅させることもできます。
ただ、光属性のカードはCPにならないという弱点があるので、いくつか工夫が必要になっています。まず、手札調整の役割として、【1-142U】モーグリが採用されており、さらに、それをサーチできる【4-086E】ガーネットが入っています。また、【4-086E】ガーネットは【3-098S】レナによってブレイクゾーンから戻せるため、【1-142U】モーグリを使えるタイミングは非常に多くなっているといえるでしょう。
そして、このデッキで重要な役割を持つのが【3-059C】統制者ハシュマリムです。
【3-059C】統制者ハシュマリムは光属性を選ぶことができるので、【4-100S】聖天使アルテマを召喚するまえに、【3-059C】統制者ハシュマリムを召喚して光属性を指定しておけば、こちらのフォワードをすべて生き残らせることもできます。もちろん、【1-154E】コスモスは必須になるので、割り込まれて【1-154E】コスモスがブレイクされてしまうと、こちらも全滅してしまいます。【1-144U】ヤーグ・ロッシュをフィールドに配置して、【1-154E】コスモスが守れる状況で仕掛けるようにするといいでしょう。
強力な召喚獣である【4-100S】聖天使アルテマをどう活かしていくか、相手にするときも警戒すべきカードと言えるのではないでしょうか。
3.土・水・雷『ラムザ騎士』
フォワード 22
バックアップ 18
召喚獣 10
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3.土・水・雷『ラムザ騎士』

3つ目に紹介するのは、【4-080S】ラムザを中心とした、騎士デッキです。
【4-080S】ラムザは騎士によってパワーを上げ、騎士を強力にサポートするアクションアビリティを持っています。そこで、従来にも存在した騎士デッキに、『ChapterⅣ』で白羽の矢が当たることになったというわけです。
【4-080S】ラムザ以外にも、【4-064S】ディリータも単体で優秀ですし、【2-083R】アグリアスや、実質的に騎士のジョブを持っているような【3-102S】バッツなど、騎士のジョブで固められているデッキです。また、【1-129U】オヴェリアがバックアップに配置されていれば、全体のパワーが額面よりも強化されるため、【4-080S】ラムザのアクションアビリティと合わせて、戦闘を優位に進めることができるのです。
騎士全体の相乗効果はもちろんとして、『ChapterⅣ』でサポートカードにも優秀なものが加わっています。
【4-058U】サラマンダーはフィールドに出たときのダメージ源として使う際に、バックアップをブレイクゾーンに置くことができるため、5枚そろってしまったバックアップを有効利用したり、【1-090S】シャントットをブレイクゾーンにおいて、2回目以降の登場の布石にすることもできます。ブレイクゾーンに置かれることで効果を発揮する、【2-078U】フースーヤと組み合わせることでアドバンテージを得ることもできるでしょう。
【4-059U】シンクは騎士ではありませんが、アクションアビリティによって、ブロックを強制できるので、強化された騎士を使って、除去として使えることも多いはずです。
『FF-TCG』には、これらのフォワードのほかにも多くの騎士が存在していますので、いろいろな騎士デッキを作ってみてはどうでしょうか。
明日開催される『秋葉原電気外祭 IN 平和島』では『FF-TCG』もブースを出展します。ガンスリンガーでは『ChapterⅣ』入りのデッキを用意していますので、腕試しやエリア予選に向けての調整など興味のある方はお気軽にご参加ください。