第36回 【FF-TCG ChapterⅣ カードプレビュー -第1回「軍神」-】
12月22日(木)に発売となる『FF-TCG ChapterⅣ』。最新作の『FF零式』、『FFⅨ』を中心に多くの作品を収録しており、それぞれのタイトルから強力なカードが登場します。
戦いに新しい変化を与え、そして、『FF-TCG』をさらに熱くさせるタイトルの参加、今回も発売までの間にプレビューを行なっていきますので、ぜひご覧ください。
第1回目となる今回は、『FF零式』から【軍神】と呼ばれる召喚獣を紹介していきましょう。
シヴァ
『FF零式』の召喚獣は作中で【軍神】と呼ばれており、それは、『FF-TCG』でも一つのシステムとして活かされています。この【4-023U】シヴァの効果は、対戦相手のフォワードを1体ダルにし、そして、対戦相手のフォワードすべてを凍りつかせ、次のターンにアクティブになることを許しません。
この効果自体は非常に強力ではありますが、状況を選ぶのと、コストが5と若干重く設定されているのが気になるところでしょう。しかし、この【4-023U】シヴァは【軍神】クラスゼロというのを能力として持っています。
そして、この【軍神】クラスゼロというのは以下の能力になります。
『この召喚獣を召喚する際、あなたのコントロールするクラスゼロのキャラクター1体をフィールドからブレイクゾーンに置いてもよい、そうした場合、そのキャラクターのコスト分のCPを減らして、この召喚獣を召喚することができる(ただし0にはならない)』
この能力は原作で、クラスゼロのメンバーが自分が戦闘不能になることで召喚獣を召喚できるという能力を再現したものになっています。これによって、少し重めのCPである【4-023U】シヴァもクラスゼロのキャラクターと組み合わせることで、使い方の幅が一気に広がると言えるでしょう。
使い方の幅という点では、以下に紹介する【4-068U】オーディンは攻撃的にも防御的にも使用することができます。
オーディン
【4-068U】オーディンは6コストで、フォワード1体をブレイクする効果を持ちます。
もし、あなたのフィールドに4コストのクラスゼロのキャラクターがいれば、【4-068U】オーディンは2コストで召喚することも可能です。ただ、それで単純に召喚しただけでは4コストのキャラクターがブレイクゾーンに置かれてしまい、得をしたとは言えないでしょう。
しかし、特定の状況においては2コストで強力な召喚獣を召喚できるのと同じように使うことができます。もっとも効果的なのは、クラスゼロのフォワードが対戦相手によってブレイクされようとしているときです。それに割り込みで、そのクラスゼロのフォワードをブレイクゾーンに置き、【4-068U】オーディンを召喚すれば、ブレイクゾーンに置いたフォワードはもともとブレイクされるはずだったフォワードなため、損することなく2コストで【4-068U】オーディンを召喚することができるでしょう。
自分で使うときも、そして、相手にするときも、クラスゼロのキャラクターと【軍神】の関係は理解しておくといいかもしれません。
もちろん、6コストを通常通り支払って召喚することもできるので、よりフレキシブルに使っていける召喚獣という認識でいいのではないでしょうか。
あとは、相性のよいクラスゼロのキャラクターがいるかどうかというのが気になるところだと思います。
次回は、そのクラスゼロのキャラクターについてプレビューしていきます。