第24回 【FF-TCG ChapterⅢ カードプレビュー -光・闇属性-】

属性別の最後のレビューは光と闇属性から「FFⅤ」から主人公の《バッツ》と、最大の敵となる《エクスデス》を紹介していきましょう。

バッツ

【3-102S】バッツのジョブはゲームでの初期ジョブである「すっぴん」、それ自身ではコスト3でパワー7000のフォワードでしかありませんが、味方の力を借りて強力なフォワードとしての能力を獲得していきます。

バッツは自身が持つ「フィールドアビリティ」によって、味方がコントロールするフォワードすべてのジョブと属性を持つことができます。これによってジョブや属性によって恩恵を受ける効果の多くをバッツは受けることができますし、【2-045S】リノアと一緒にフィールドに居る場合は、逆にリノアを強化することにもなります。

また、バッツは属性1つにつきパワーを+1000するので、多くのコスト3のフォワードよりも大きなパワーを持つことができるでしょう。さらに、バッツは5つ以上のジョブを得たときに真の力が発揮されます。「先制攻撃」、「ブレイブ」、「ヘイスト」、に加えて1ターンに2回のアタックが可能になり、フィールドで大きな戦力となってくれるはずです。

バッツにいかに多くのジョブをマスターさせられるか、属性をどこまで広げるかというデッキ構築が問われる1枚になっているのではないでしょうか。

エクスデス

【3-103S】エクスデスは【3-102S】バッツと対になったフィールドアビリティを持っています。

バッツとは逆に、相手のフォワードに干渉し、そのジョブと光と闇以外の属性を失わせてしまうという効果を「フィールドアビリティ」として持っています。

【3-102S】バッツそのものを完全に封じてしまうということもできますし、それだけでなく、実際に多くの付加価値が存在します。ジョブや属性を強化するアビリティを無効にしてしまうほか、雷属性のキャラクターに対して【1-112U】シーモアを使用することができるといったことも可能になります。

スペシャルアビリティの「グランドクロス」は必要なCPは7と大きいものの、自身以外のキャラクターとブレイクゾーンのカードをゲームから除外してしまうという、今までの中でも最大の効果を持っています。スペシャルアビリティであり、かつ、ダルを必要とするアビリティなので、安定して使えるリセットというわけではありませんが、条件さえそろえば劇的な効果を発揮することができるでしょう。

以上で属性別のレビューとなります。9月2日発売となる『FF-TCG ChapterⅢ』、ご期待ください。