第23回 【FF-TCG ChapterⅢ カードプレビュー -風属性-】
風属性からは「FFⅩⅡ」で活躍した空賊のコンビである、《バルフレア》と《フラン》を紹介していきます。
バルフレア
ダルにするだけで2000ダメージをフォワード1体に与えるアビリティを持つ【3-043S】バルフレアは、その軽快な動きが最大の利点になります。
「スペシャルアビリティ」を含めコストが軽いため、攻守に渡って隙のない動きを実現してくれるでしょう。風属性の得意な「フォワードをアクティブにする」という効果と合わせて使うことで、大きなパワーを持つフォワードもブレイクすることができますし、先制攻撃を持っているフォワードと組み合わせれば戦闘でも大きな影響力を持つことになります。
また、自分のバックアップがフィールドに出るたびにアクティブになるという能力を持つため、バックアップをうまく利用することで、さらに効果的に使うことができます。とくに、新しいキーワード能力である「アシスト」を持ったバックアップはアシストを宣言して出した場合でも、一度フィールドに出るため、バルフレアをアクティブにすることが可能です。
バルフレアはトリッキーな動きで戦いをサポートしてくれるフォワードとなってくれるでしょう。
フラン
そして、そのバルフレアをサポートするのが【3-045U】フランです。
フランにはバルフレアを活かすためのアビリティが2つあります。これによって、より一層バルフレアを有効に使っていけることでしょう。
1つ目のアビリティでは、バルフレアのパワーを強化できるので、戦闘において、より有利に、ダメージを与える召喚獣やアビリティに対して耐性をつけることが可能です。
2つ目のアビリティは、バルフレアに「ヘイスト」を与えます。通常のフォワードならば、即座にアタックに行けるというメリットにとどまりますが、【3-043S】バルフレアならば、アクションアビリティをフィールドに出たターンから使用できるようになるので、ヘイストをさらに効果的に使うことが出来るでしょう。フラン自身が2コストとデッキに組み込みやすいので、バルフレアを使う場合はお供にフランをデッキに加えてみてはどうでしょうか。
次回は属性別のレビューの最後となる光と闇属性を紹介していきます。