第20回 【FF-TCG ChapterⅢ カードプレビュー -雷属性-】
雷属性のプレビューでは、『FFⅤ』から《ギルガメッシュ》。そして、『FFⅩⅡ』から召喚獣として登場する《審判の霊樹エクスデス》を紹介していきましょう。
ギルガメッシュ
ギルガメッシュは多くの武器を持つという設定のように、『FF-TCG』では多くのアクションアビリティを持っています。今までのアクションアビリティと違う点は、それを発動するためのコストとなるCPに雷属性以外の属性を必要とする点です。
雷属性だけのデッキでは、ただのコスト4、パワー8000であるので、使う価値はほとんどありませんが、火属性と組み合わせればダメージソースとなり、土属性ならばパワーを上げ、風属性とならば召喚獣に対して大きな耐性が付きます。もちろん、火土風、より多くの属性と組み合わせれば、逆にギルガメッシュを使わない理由はなくなると言えるはずです。
より多くの属性を使うことで、多くのアビリティを使える、新しいタイプのフォワードとなっています。
審判の霊樹エクスデス
【3-075U】審判の霊樹エクスデスは非常に面白い効果を持った召喚獣です。お互いが数字を指定して、その数字と同じコストのフォワードをすべてブレイクするというもので、相手も数字を一つ指定できることから、相手のフィールドはもちろん、自分のフィールドにも注意して使っていかなくてはいけない召喚獣でしょう。
しかし、状況によっては強力にアドバンテージを取ることができる1枚になります。相手のフォワードのコストがそろっている状況は複数のフォワードをブレイクできるチャンスになり、こちらにフォワードが居なければリスクを考えずに召喚することができるでしょう。
また、【1-060S】ジタンといった選ばれないフォワードのアビリティの影響を受けずに効果を発揮することができるので、対応できるフォワードの幅広さも魅力と言えます。
ただし、癖がありコストも5と決して軽くないので、ここぞという局面で使っていきましょう。ちなみに、【3-075U】審判の霊樹エクスデスは【1-102R】エクスデスなどとは同名のカードとしては扱いません。「スペシャルアビリティ」のコストなどとしても使うことはできないので覚えておいてください。
次は土属性のカードをプレビューしていきます。