第18回 【FF-TCG ChapterⅢ カードプレビュー -氷属性-】
『FF-TCG ChapterⅢ』のカードプレビューでは、属性別にカードを紹介していきます。今回紹介するのは氷属性のフォワードから2体、それぞれ『DIRGE OF CERBERUS FINAL -FANTASY Ⅶ-』と『CRISIS CORE -FINAL FANTASY Ⅶ-』から強大な敵として登場する、ヴァイスとジェネシスです。
ヴァイス
ヴァイスの特徴はリンク-氷(3)による展開力と、アタック時の性能の高さでしょう。氷属性には【1-042R】ティナや【1-038S】スコールといった強力なコスト3のフォワードが多く、リンクを有効に生かすことができます。また、アタック時にはパワーが10000となるので、ほとんどのフォワードに止められることがありません。ブロックに回るときのパワーは8000なため、心もとない部分もありますが、それが気にならないほどの攻撃力の高さがヴァイスの利点でしょう。
そして、風属性の効果によって選ばれないことによって、【1-051U】アレキサンダーや【2-045S】リノアのスペシャルアビリティ「ウィッシュスター」の効果を受けることもありません。コストの高いフォワードはフィールドに出しても、【1-051U】アレキサンダーなどによってブレイクされたときのリスクの大きさが気になるところでありましたが、それを気にせずにフィールドに送れる安心感というのは風属性の相手と対峙したときに大きなポイントになるでしょう。
ジェネシス
『CRISIS CORE -FINAL FANTASY Ⅶ-』での主要人物である、ジェネシスが『FF-TCG ChapterⅢ』では氷属性のSRとして登場します。
氷属性の強力とされる要素の2つ、フォワードをダルにする効果と対戦相手の手札を捨てさせる効果が備わっているのがジェネシスです。ジェネシスはフィールドにでたときに【1-033U】シヴァと同じ効果を発揮するので、攻勢を維持できるだけでなく、自身が対戦相手にダメージを与えると、手札を1枚捨てさせるというオートアビリティを持ちます。
ジェネシスの最大の強さは、この2つのアビリティにより、ブレイクすることもフィールドに残すことも厄介であるということでしょう。
ブレイクすることによって新しいジェネシスを出されること、【1-033U】シヴァの効果を使われてしまいますし、フィールドに残しておいて、ダメージを受けてしまうとアドバンテージを大きく取られてしまいます。攻守に渡り活躍してくれるであろうジェネシスはこれからの氷属性の中心となっていってくれるかもしれません。
次のプレビューは火属性を紹介していきたいと思います。