カードプレヴューⅡ『FFⅧ』

今回の『FF-TCG ChapterⅡ』のプレヴューは『FFⅧ』から収録されるカードのうち、メインヒロインであるリノア、狙撃手のアーヴァイン、物語の鍵を握る魔女の一人であるイデアを紹介していきましょう。

『FFⅧ』の世界では、受け継がれていく魔女の力が物語の鍵になっています。【2-045S】リノアはその魔女の力を受け継ぐ素養のある者としてのデザインと、『FF-TCG』の風属性の特徴を併せ持ったフォワードと言えるでしょう。3コスト、パワー7000のフォワードながら有用なアビリティを持っており、魔女と組み合わせることで、そのパワーも増していきます。『FF-TCG』の魔女のフォワードと言えば【1-127R】アルティミシアでしょう。魔女というジョブによって【2-045S】リノアのパワーを上げられるだけでなく、こちら側にも影響がある【1-127R】アルティミシアのフォワードがダル状態で出るという条件を緩和してくれる可能性があるため、非常に相性のいい組み合わせになっています。リノア+アルティミシア、対象的な2人がどう活躍していくか楽しみですね。

また、スペシャルアビリティである「ウィッシュスター」は【1-051U】アレキサンダーと同じ効果を発揮します。第1弾で活躍していた召喚獣の能力であるので、実用的なアビリティであることは間違いないでしょう。

3コストで、フィールドに出たときに6000のダメージを与える。コストとダメージの効率が良いバックアップが登場します。【2-001U】アーヴァインは使い勝手もよく、火属性のデッキならば多くのデッキが採用するのではないでしょうか。火属性のデッキを相手にする場合、【2-001U】アーヴァインを警戒する必要があるのは間違いないでしょう。とくに6000のパワーを持つフォワードは簡単に狙撃されてしまうということがないように、考えて出していきましょう。

魔女に継承されるもの、継承していく力をモチーフにしたもので、フィールドに出たときとブレイクゾーンに置かれたとき、それぞれに同じ効果を持つオートアビリティを持っています。このように、『ChapterⅡ』で加わった新しい効果の特徴の一つにパワーをマイナスに修正するものがあります。パワーのマイナスの修正はダメージと違いパワーそのものを下げるために、戦闘でフォワードに与えるダメージなども下がることを注意しておきましょう。また、パワー自体が0以下になった場合は即座にブレイクゾーンに置かれます。パワーが4000のフォワードにこのアビリティを使用した場合、そのフォワードがダメージを受けていなくても、ブレイクゾーンに置かれるというのを覚えておきましょう。

次回は『FFⅣ』のカードをプレヴューしていきます。